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iaku『あつい胸さわぎ』終わり。

執筆者の写真: 橋爪未萠里橋爪未萠里

iaku『あつい胸さわぎ』が終わった。

長い夏の日々やった。


終わって1週間以上経ったけど、自分のために書いておく。



三年前なら悩まない、避けられない事態にぶち当たり、みんなで話した日もあった。全公演できない覚悟やったけど、全公演できて、終えられることができた。感謝しかない。すごいとしか言えなかった。8月22日を迎えられた時、ため息が出た。




稽古期間中、悶々としてしまう日は、咲彩ちゃんや田中くんに一緒に帰ってもらって気分を切り替えて家路についた。

これは稽古最終日に撮ってくれたもの。

何気ない会話して、まだ幼さの残る愛らしい二人からいっぱい元気をもらった。

ありがとう。



初めてのスズナリは、大きくて、得体の知れない感じがしてちょっと怖かった。

でも憧れのスズナリに立てて本当に嬉しかった。楽しかった。

演劇するなら下北沢、って特に意味もなく何度も思った。


東京公演 千穐楽。

舞台監督の青野さんと演出助手のエリちゃんも一緒にみんなで本番前の円陣。

みんな手がぴーんとなってる。



 青野さんが「前から見たかった」って言ってたのが心残り。いつも舞台袖で自分たちを支えてくれる青野さん。


大阪公演ではこんな可愛い差し入れをしてくれた。

『あつい胸さわぎ』の刻印をいれた包装紙 inどら焼き。→

 

いつか本番中の青野さんの動きをカメラで追いたい。

不具合があったら伝えるその前に修正してくれてる。

かっこ良すぎる。





 瓜生さんとはたくさん『ガラスの仮面』ごっこをした。

台風が近づいてきてて公演が危ういかも、ってなった時も

「たった一人でもお客さんがきたらやるよ」

とガチの目をしてわざわざ言いに来てくださった。当たり前じゃないですか!

(詳しくは『ガラスの仮面』32巻を)



 大阪千穐楽終わった直後、

楽屋で千夏ちゃんと。

泣いてた。とても綺麗な涙やった。

しんどいこともいっぱいあったやろうに、ひとりで戦ってた。千夏そのものやった。お疲れさま。

今度サーカス一緒に行こうね。


チケットは吉田電話さん作成。ディティールが最高。



 萌ちゃん。

たくさん話を聞いてもらった。

たくさん笑かしてもらった。

助けてもらった。

大千穐楽の前日、明日で終わると思って台本抱いて寝たらしい。

大先輩がここまで純粋でまっすぐで、背中でたくさん教えてもらった。


大阪の帰り道に咲彩ちゃんと、前を歩く萌ちゃんを見ながら「ずっとあの背中追いかけようね」と約束した。


終わってほっとした!


綺麗な美術。

ずっとここにいたかった。



心の底から、ありがとうございました。






おわり☺︎





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