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コジコジだよ。

執筆者の写真: 橋爪未萠里橋爪未萠里

更新日:2023年2月26日

 最初に言っておきますが、私はコジコジではありません。

でもコジコジの様に生きたいとは思ってます。



 今年は毎週日曜に記事をあげようと決めました。ここで言っておかないとすぐ無かったことにするタチなので敢えて宣言を。

まさか一番最初の日曜が元日だとは。


 何故今になってもう一度書く宣言をしたのかは、新年だからとしか言いようがない。

何かきっかけがないと始められない。それに相応しいのは新年しかない。中途半端に10月とかに始めたら続かない気がするのです。



 最近はよくNHKを見ている。年末なんてドキュメント72時間がランキング形式で発表され、それを一気に放送なんてしてくれるもんだから、うっかり深夜1時にザッピング中にたどり着いてしまい4時ごろまで見てしまった。

何やってるのか、と自分で思いつつも、たった三日間という72時間の間に、色んな人が現れる。すぐに感情移入する方だから、つい涙してしまう回もあった。


 一番印象に残ったのは、福岡で65年間続いた遊園地が閉園を迎える日までの72時間。

閉園前日に現れた家族、お母さんと小学生の息子二人と、祖母(父親のお母さん)の4人。お父さんは?と尋ねると「仕事なんです」とお母さん。

雨の中元気に走り回り、「明日も来たい!」という長男に「掃除したいから無理〜」と言いながら帰って行った翌日、閉園の日に、今度はお母さんと息子二人の3人でやってきた。


また今日もなんで?と問われると、昨日父親は仕事と言ったんですが、本当はこの子(次男)が生まれてすぐに亡くなったと。

「一緒にいた義理の母を悲しませたくなくて仕事と言った」と。

その言動にテレビにぐいと膝が近付いた。

なんて優しくて悲しい思いやり。

子供たちも「父親は仕事」とすぐ近くで聞いていたのに、何も言わなかった。

美しい家族だと思った。


72時間を見ていると、そんな家族や別れを経験した人たちがたくさん現れる。

みんな笑いながら、訥々と話してくれる。

私もお正月は実家に帰省し、家族と過ごす。

有難いことに母もきょうだいも、自分のことを応援してくれ、味方でいてくれる。

当たり前ではないこと。



 2023年は、当たり前にある事柄を当たり前と思わず過ごしていきたい。コジコジの様に、毎日を新鮮に、日々を大切に過ごしたい。と、無理やりタイトルと繋げて一発目の記事は終わらせてもらいます。



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