6月に出演する舞台、『瀬戸内の小さな蟲使い』の稽古が始まった。
みなさん初めてご一緒する方々なのですが、5月にプレ稽古をしたおかげで旧友に会うような「久しぶり〜」というゆるい空気で稽古は始まりました。
ゆるい空気は主宰の野田さんが醸し出してることに今気づいたけれど、その空気に抗う人がいないって、なんて平和なんでしょう。
手始めに『ｉｔｏ』というカードゲームをしました。野田さんがなんか持ってるカードゲームで、プレ稽古からずっとやってるんですがこんなルールのゲームです。
『ito (イト)』は、お互いの数字がどの位の値であるかを予想して遊ぶ協力カードゲームです。
1~100のカードが1人1枚ずつ配られ、「数字を口にしたらアウト!」という制限の中、
みんなでテーマに沿って自分のカードの数字を表現し合います。（公式HPより）
今日のテーマは《怖いもの》。各々が思う怖いものをそれぞれが数値化して、自分の手札の数字に変換し誰が一番大きいのか、小さいのかを話し合うゲーム。
相手の意図＝itoを読み取るこのゲームは、１〜100あるから幅が広すぎて難しい。99分の６の数字を探る。50前後のカードを引いた時が一番難しい。
でも今日は、連番で当てられたのです！！
はしづめ →３４
ちひろさん→３５
みほちゃん→３６
感動した。興奮した。もうこの芝居面白くなるしかないよね。
って思った次のターンで盛大な価値観のズレが生まれたけれど、それがこのゲームの醍醐味でもある。
そのあとちゃんとお芝居も稽古して、みんなで写真を撮って終わりました。
楽しかった。と、素直に言える稽古は尊いです。
連番が成功した記念に写真を。
野田さんが撮ってくれてるのを、
我無ちゃんが撮ってくれた。
最初の集合写真がみな微妙な顔してるのは、そういうコンセプトです。
野田さんの感性を信じて、演劇の力を信じて、稽古に励みます。
おわり。
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