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赤鬼の稽古。学校公演。

執筆者の写真: 橋爪未萠里橋爪未萠里

 自分が所属する劇団赤鬼では、学校さんへ演劇をしに行く機会があります。通称「学校公演」。

先月久しぶりに学校公演のために劇団の稽古に参加しました。


演目は2008年に新神戸オリエンタル劇場で上演した、

『キャンディ遊園地、1705。』

戦時中に遊園地を守ろうとした人々の話。


写真はこの作品の肝となる観覧車。

高さ3メートルくらい?

ずっとお世話になってる舞台監督さんが学校公演のために作ってくれた、大切な舞台美術。



先輩たちの稽古風景。

左から、座長・行澤さん。ヒロさん。竹田さん。拓朗さん。

2年ぶりくらいにあったけど、変わらず、優しくて、ちゃんと厳しくしてくれる先輩たち。

懐かしかった、というのは間違いかもしれ無いけど、懐かしさで稽古初日は胸がいっぱいになった。


そしておなじみ、いつも劇団に力を貸してくださる演劇ユニットQueのお二人。

南の志保ちゃんと、

今回旦那役の齋藤しんちゃん。

優しいお二人は赤鬼のウラ話をしてくれる貴重な存在。


自分の腕には小道具の赤ん坊。

久しぶりに帰った実家で犬を抱っこしてたおかげか、赤ん坊の抱っこが手慣れたもんでした。自画自賛しちゃうくらい。


演出のナミヲさんと座長の行澤さんが、

「観た高校生が演劇好きになってくれるように芝居しような」

って繰り返し言ってた。客演で出てくれた廉林さんは高校生の時に行澤さんを観たらしい。

自分も高校生の時に赤鬼を観て、演劇の道に興味を持って今がある。

演劇を好きになる、ってちょっと照れちゃう言葉やけど、本当にそうなればいいと思った。


学校公演って侮れない。生徒さんの反応は本当に素直。

幕が開くときは音楽に合わせて手拍子してくれ、面白く無いと寝るし、上演中普通に声出してくるときあるし、終わったら評価は置いておいてしっかり拍手をしてくれる。カーテンコールでは手を振ってくれる子も。

何度やっても新鮮な気持ちにしてくれる。



楽しい1日でした。


心の底から、ありがとうございました。



志保ちゃんと2ショット。

「朝ドラみたい」

って同期のみさちゃんが言ってた。







おわり。

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